ミシンの基礎知識、知っていますか?

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家の中にはいろんな電化製品がいっぱいあります。
テレビ、冷蔵庫、エアコン、パソコン、音楽機器に洗濯機ETC...数え上げればきりが無いです。
中でもミシンは特別な存在
使っているのはまず、女性です。掃除機をかけるお父さんはいますが、
ミシンをしょっちゅう踏んでる父…あんまりいませんよね(汗)
ミシンを使う父
それゆえに
万が一のトラブルの時、困ります…


もし冷蔵庫が故障すれば冷えたビールが飲めないことに父親はあわて、
ゲーム機が故障すれば子供はあばれ、リビングのテレビが壊れれば
一家団欒の場はまるでお通夜…
ミシンが故障すると…困るのは自分だけ?

かくして家族は団結して問題解決に参加します。
しかし
悲しいかなミシンが故障しても誰も親身になって相談に乗ってくれません。
一家の家電担当、頼りのダンナでさえも、なじみの無いミシンとなると見てみぬ振り…

別にいらないんじゃないの〜?と無関心なダンナにおねだりして
自分だけの楽しみとして買ったミシンであればなおさら
故障(では無いかもしれませんし)のたび経費を掛けるのも心苦しい…

自分でなんとかしようと思うのですが…

学生時代、家庭科の時間で基礎は習ったはずですがそんなものすっかり忘れています。
何百時間も習った英語でさえ未だに話せないんだから
あたりまえといえば、あたりまえ…
基礎を忘れる。

ミシンの説明書を見てもこの場合はこうしなさいとは書いてますが
その理由は???省略されています。
そりゃそうです、どんな電化製品も使用説明だけです。
逆に細かい仕組み、設計図なんて書かれてあっても困ります。

ただミシンに関していえば
簡単な仕組みを覚えておけば
何かアクシデントがあったとき原因に思い当たり、

思い違いや単純ミスを回避できる
事が多くあります。

難しい話をするつもりはありません
ミシン生誕から約150年。基本的な仕組みは意外なほど変わっていません。

詳しく知る必要はありませんが
イメージだけでも知ってくださいね。

(嫁*ゆみのコラムなのでワタシも難しい理屈は解っていません…汗
はっきりいってイメージだけで捕らえてます。)
でも、それだけでもずいぶん違ってきます。

ミシンはこんな仕組みで、縫っています。

ミシンは2枚の布を繋ぎ合わせるため
上下の2本の糸が布を介して交差して結び合って行きます。これがミシン目です。


綺麗に安定した縫い目を作るために
結ぶタイミングを取らなければなりません。
針が落ちる、糸を引くタイミング、糸の出る量を加減しながら、一定の幅で布を送る…
そのためにも
糸掛けは重要なポイントです。

上の糸=上糸
*糸掛けは押さえを上げて

最近のミシンは昔のミシンに比べて糸の通り道が見えにくい。
でも
糸の掛け順さえ間違えなければ
糸道から外れることはまずありません。

ただ1点、気をつけてもらいたいのは


押さえレバーを上げてから糸を掛けること

ちなみにフェリエは押えを上げないと天秤の通り道が塞がれてしまい、
糸かけできないので押さえが上がっていないことにきづきます。
↓≪親切機能の=上糸シャッター≫↓

ミシンの押さえを下げた状態 ミシンの押さえを上げた状態

押さえが下がっていると
上糸調節の皿が閉じたままになっており
糸が素通りしてしまいます。

押さえレバーを上げて
皿を開いてやらないと糸がちゃんとセットできません。

職業用やロックミシンの一部はダイヤル式の上糸調子器が表に出ており
糸調節の皿で糸を挟む様子が確認できます
皿→(オモチャのお猿さんのシンバルのような形です。)
猿のおもちゃ*ミシンの糸調子器の仕組みに似ている
家庭用ミシンはミシン本体に隠れて見えていませんが
同様の理由からレバーを上げた状態で糸を掛けます。
簡単に言うと
糸の通り道を開放してから糸を通すという事です

上糸は一旦ループ状になってから下糸と絡み、
上糸が引き上げられることで締り、縫い目になります。
何かの原因で上糸が引き上げられなければループ状のままです。
よく聞く『上のミシン目は綺麗だけど
下にいっぱい糸が出ている』と言うパターン


目が飛んだり、糸が切れたり、裏がループ状になったり、引き攣れたり・・・
糸調子器や天秤から糸が外れているかどこか糸の道順に問題が

このような症状になった場合いずれにしても糸を掛けなおす必要があります。


糸こま→糸調子→天秤→針

ちゃんと糸がセットしてあることが前提で縫うタイミングが取られています。
この道順に間違いがあると当然タイミングがずれ綺麗に縫えません。
色んな所で(押さえを上げてから糸を掛けてください)
という言葉を目にしますがこのような理由からです。
押さえを上げると糸の通り道が開く
そういう
イメージを持ってミシンを使ってくださいね。

PS*糸を替えたり、糸端を長く出しておきたい時も押さえを上げてから。
試にレバーを下げて糸を引っ張ると抵抗があり糸が出てきません。
(スルスル出てくるようならお皿に糸がはまっていません)
ワタシの
頭の中の
ミシンのイメージ


糸〜糸調子器へ
ミシンの天秤…招き猫の手、プロは≪まねき≫と言います。

下の糸*ボビンと送り歯

上糸でボビンの下糸を絡め取る。
そして送り歯で布を送り、ミシン目がひとつ完成。
これの連続で縫い進んでいくわけです。

ボビンのセット方向が間違っていると綺麗に縫えません。
ボビンの糸が綺麗に巻かれていないと糸がひきつれ絡みや糸切れの原因に。
下糸の収納方法≪セット≫
上下全てタイミングよく糸が絡まり、送り歯で布を送ることではじめて
綺麗な縫い目になるのです。
基本は糸掛け。これに尽きます。
トラブルの原因のほとんどは糸の掛けなおしで解決します。

ミシン*基礎中の基礎♪
ぜひ覚えておいて下さいね。

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