布をスムーズに送るには


布がちゃんと送れない…
どうやらミシン調子が悪いって訳でもなさそうなのに。ミシンは縫い進んでナンボ。進まなければ意味が無い。
ミシンの調子が悪い原因は?
進まない原因はいろいろあるけど、布が進んでいかないってことは送り歯が動いていないか
布をしっかり挟んで押し出して(送って)いないってことです。よくありがちな単純原因としては3つ。

@送り目が’0’になっている。 

*送り目0では足踏みしている状態なので当然動きません。

Aドロップレバーが下がっている。

*フリーモーションなどの時送り歯が干渉しないように、ドロップレバーで送り歯を下げて固定します。
(つまり送り歯を下げて布を送らないようにしている) その後忘れてそのままになっていませんか?

B糸巻き軸が動いていてミシンが糸巻き状態になっている。

家庭用ミシンは縫う作業と糸巻きをひとつのモーターの切り替えでやっているので
片方の作業をしている時はもう片方は動きません。

以上の3つはミシンの基礎的なミスですが
その他知識として知っておくと解消できる場合があります。

縫い始めから
生地が分厚いと押さえが斜めになってしまい上手く進まない時があります。
こんなときは
押さえ固定ピンで布の厚みの高さに押さえをキープします。
この機能はずいぶん昔からほとんどのミシンで採用されていますが
知っている人はあまりいないかも…

フェリエの(押さえ固定ピン)の使い方。

ミシンの押さえ画像@ ミシンの押さえ画像A ミシンの押さえ画像B押さえ固定ピン
縫い始めが分厚いとこんな風に… 固定ピンで高さをキープ フェリエの固定ピンはJの押さえについています。

ミシンの機種によっては付いていない場合もありますので一度ご確認を。

運悪く押さえ固定ピンが、ついていない場合は、こんな方法も…
布の後ろの高さを合わせるとうまくいきます。

ついでと言っては何ですが押さえレバーを上げても挟めない分厚い布地の場合
レバーがもう一段上がるのは知ってました?
レバーをさらにグッと上げてくださいね。
押さえをあげた所≪標準時≫ 押さえをあげた所≪最大時≫

レザーやビニールコーティング
だと金属の押さえに生地が張り付いて
上手く送れなかったり逆に滑りやすい生地だと進んでいかない場合も。
そんな時は押さえを
テフロン押さえやウォーキングフットにすると上手く送ってくれます。

そのほか、
リブニットや目の詰まった伸縮素材
模様縫いやボタンホールをする場合上手く縫い進まない時が…
そんな時は
紙(トレーシングペーパーなど)を布の下に敷いて縫うと上手く縫えます。

いずれにしても進まないからって
ムリに手で引っ張ったりせず、一度頭をクールダウン。
一呼吸置いて対策を練ってくださいね。
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